やや売り優勢か

 
日経平均は4円安。先週、米国株高に連動できなくなったところから失速しただけに、初動の弱さを嫌気して買いが手控えられた。
 
明日(15日)の東京株式市場は、北京で開催されている米中閣僚級貿易協議の動向を注視しながらの神経質な展開となりそうだ。また、10~12月期の決算発表がほぼ終了したことから、手掛かり材料難も顕在化しそうだ。更に、週末で持ち高調整の売りも想定されるため、やや売り優勢となりそうだ。
取引時間中には1月の中国の消費者物価および生産者物価の発表が予定されており、中国関連の動向が注目される。
週末のあすは模様眺めムードが強まりそうだ。2万1000円台での値固めが進むかどうかが焦点となる。
為替のサポートが続くかも注目点となるが、ドル円は今週、13週線(足元では110円80銭近辺に位置)を上回っており、テクニカル面からはもう一段の円安が期待できそう。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(14日現在)
 
22104.89  200日移動平均線
21952.54  均衡表雲上限(週足)
21772.41  26週移動平均線
21698.33  均衡表基準線(週足)
21684.43  均衡表雲下限(週足)
21584.64  ボリンジャー:+1σ(13週)
21356.34  ボリンジャー:+3σ(25日)
21178.63  75日移動平均線
 
21139.71  ★日経平均株価14日終値
 
21125.14  ボリンジャー:+2σ(25日)
20893.94  ボリンジャー:+1σ(25日)
20851.15  6日移動平均線
20834.97  13週移動平均線
20823.69  均衡表雲上限(日足)
20775.47  均衡表転換線(日足)
20668.78  均衡表基準線(日足)
20662.73  25日移動平均線
20550.26  ボリンジャー:-1σ(26週)
20431.53  ボリンジャー:-1σ(25日)
20359.32  均衡表雲下限(日足)
20255.93  均衡表転換線(週足)
20200.32  ボリンジャー:-2σ(25日)
20085.30  ボリンジャー:-1σ(13週)
 
5日線や25日線も上向きをキープし、上昇トレンドの継続を示唆。
終値で75日線をクリアした後の相場上昇が期待される。
 
一目均衡表では、日々線が雲上で推移するなど3役好転後の買い手優位の形勢を保った。転換線と基準線はともに上向いており、こちらも上昇基調を継続を示している。ボリンジャーバンドでは、日々線が2日連続で+2σを超え、レンジの上方拡張トレンド入りを示している。
 

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