【寄り付き概況】
25日の日経平均株価は、前週末比142円15銭高の2万1567円66銭と大幅に反発してスタート。
前週末のNYダウが180ドルあまり上昇し約3カ月半ぶりに2万6000ドルの大台を回復、これを受けて東京市場でも主力株を中心に幅広く投資資金が流入している。米中貿易協議の進展期待が全体相場をリスクオンに傾けている。
ただ、前週に日経平均は短期筋の買い戻しに乗って520円強の上昇をみせており、買い戻しが一巡した現在は、戻り売り圧力も意識されやすい。26日~27日のパウエルFRB議長の議会証言を控え、ドル円・相場の動向などにも神経質な展開が想定される。
寄り付き時点で業種別では33業種中、30業種が高く、値上がり上位に海運、その他製品、非鉄、証券、ガラス土石など。
個別では、任天堂、ZOZO、ソフトバンクG、ファーストリテ、スギHDは堅調。武田、イオンモール、三菱UFJ、野村、ソニーが買われ、トヨタは強含み。SMC、コマツ、キーエンス、日本電産が値を上げている。
半面、日ハムが下押し、イオン、7&iHDは小幅安。電通が売られ、KDDI、アルプスアルが値を下げ、ファナックは軟調となっている。
225先物は、ソジェン・モルスタ・大和・メリル・アムロが買い越し。
野村・GS・ドイツ・バークレイズ・パリバ・楽天が売り越し。
TOPIX先物はソジェン・JP・パリバ・GSが買い越し。
モルスタ・JP・パリバ・バークレイズ・GSが売り越し。
テクニカル的には、アルトナー(2163)、ベネフィット(3934)、保土谷(4112)、リコー(7751)が動兆。
