【寄り付き概況】
26日の日経平均株価は、前日比27円79銭高の2万1556円02銭と続伸してスタート。
前日の米国株市場では米中貿易摩擦問題に対する警戒感が後退したことを背景にNYダウが続伸、外国為替市場では1ドル=111円台へとドル高・円安が進行しており、これを受けて主力株中心にリスクを取る動きが継続している。
ただ、日経平均は前週来大きく水準を切り上げ利益確定売りが出やすいタイミングにあるほか、実質3月相場入りで期末を意識した機関投資家の決算対策売りなども予想され、上値は重いとの見方もある。
また、前日に中国・上海株市場が大幅な上昇をみせているが、きょうの値動きが注目され、東京市場にも影響を与えそうだ。
寄り付き時点で業種別では33業種中、18業種が高く、値上がり上位にその他製品、海運、サービス、紙パルプ、医薬品など。一方、値下がりで目立つのは鉱業、石油、証券など。
個別では、任天堂、ソニー、資生堂、花王も堅調。トヨタは小幅高。ソフトバンクG、ファーストリテは強含み。リクルートHDが買われている。
半面、キーエンス、JXTGがさえない。イオンが値を下げている。三菱UFJ、みずほFGは弱含みとなっている。
225先物は、モルスタ・野村・ナティクス・アムロ・メリルが買い越し。
JP・ソジェン・ドイツ・SBIが売り越し。
TOPIX先物はJP・モルスタ・三菱・みずほが買い越し。
ソジェン・メリル・バークレイズが売り越し。
テクニカル的には、NESIC(1973)、パソナ(2168)、アウトソ(2427)、ラクーン(3031)、さくら(3778)、フリービット(3843)、日本紙(3863)、北越コーポ(3865)、ラサ工(4022)、アイカ(4206)、タクマ(6013)、豊田織機(6201)、北越工(6364)、太平洋(7250)、フジシール(7864)、JAL(9201)、NTT(9432)、カドカワ(9468)が動兆。
