マザーズ指数は7日続伸、バイオ関連銘柄への売り買いが目立つ

東証マザーズ指数は前日比0.57ポイント高の932.61ポイントと小幅ながら7日続伸。
東京株式市場全般が一服商状となったことで、前日まで続伸を続けてきたマザーズ市場にも利益確定売りが先行。朝高後に失速したが、下値買いも入って大引けはプラスとなった。
一部のバイオ関連銘柄が売り買いを集め、活況となった。
 
アンジェスの売買代金が東証1部銘柄を抜くなどバイオ関連銘柄への売り買いが目立った。ある市場関係者は、「海外投資家と国内機関投資が手控え気味の中、個人投資家の物色は活発だった」と話していた。
 
値上がり銘柄数は97、値下がり銘柄数は171となった。
 
個別では、リアルワールド、窪田製薬ホールディングスがストップ高。識学は一時ストップ高と値を飛ばした。クラウドワークス、Kudan、リンク、アンジェス、オンコリスバイオファーマなど6銘柄は昨年来高値を更新。イーソル、ハイアス・アンド・カンパニー、アイリッジ、アルー、キャリアが買われた。
 
一方、アクアラインが昨年来安値を更新。霞ヶ関キャピタル、ソレイジア・ファーマ、アクトコール、DELTA-Fly Pharma、フーバーブレインが売られた。

新規上場したリックソフトは初日の26日、買い気配のまま取引が成立しなかった。

 

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