東証マザーズ指数は前日比4.96ポイント高の937.57ポイントと8日続伸。
前日の米株安などを背景に売りが先行して始まると予想されるが、今晩から始まる米朝首脳会談の行方を見極めたいとの思惑も強い、ただ、マザーズ市場ではアンジェスなどバイオ株やIPO銘柄の活況が続き、個人投資家の物色意欲は旺盛になっている。主力株の手控えムードからこうしたマザーズ銘柄への物色が継続している。
値上がり銘柄数は171、値下がり銘柄数は91となった。
個別では、霞ヶ関キャピタル、窪田製薬ホールディングスがストップ高。リアルワールドは一時ストップ高と値を飛ばした。クラウドワークス、ウォンテッドリー、Kudan、リンク、識学など6銘柄は昨年来高値を更新。リボミック、ナノキャリア、レアジョブ、プレシジョン・システム・サイエンス、シリコンスタジオが買われた。
一方、ユーザーローカルが昨年来安値を更新。オークファン、メルカリ、ハイアス・アンド・カンパニー、一家ダイニングプロジェクト、アルファポリスが売られた。
26日に上場し、2日目のリックソフトは朝方に公開価格(4000円)の2.3倍となる9050円で初値を付けた。その後は1万円まで上昇する場面があった。午前の終値は初値を470円上回る9520円。
