米ドル円は一時110.345円まで下落

[概況]
 
27日、東京外国為替市場の米ドル円は一時110.345円まで下落した。米ドル円は米朝首脳会談などを控え110円台半ば付近で様子見ムードが続いていたが、欧州時間に入るとインドとパキスタンの紛争状況が報道され、地政学的リスクなどから円買いが優勢となった。報道によると、パキスタン側が停戦ラインを超え、インド側で攻撃を行ったと発表。前日、インド軍の空爆への報復処置とみられている。
 
更にパキスタン領空内でインド軍機2機を撃墜し、脱出したパイロットの身柄を拘束したとの報道も伝わっている。これらの報道により、目先はリスク回避的な円買いが続きそうか。テクニカル的には米ドル円は下値付近に一目均衡表の雲上限(110.193円)などが控えており、サポートとして意識されるか注目したい。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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