高値圏で推移

【後場寄り付き概況】

1日午後の日経平均株価は、前営業日比244円71銭高の2万1629円87銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、10.33ポイント高の1617.99で始まった。
円安進行を好感し、輸出関連株などが買われている。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)はいずれも高値圏で推移している。
 
アジア市場は中国・上海総合指数がもみ合いとなるなど高安まちまち。後場の日経平均は改めて上値を試す場面も出てくるだろうが、週末を前にもち合い上放れまでは期待しにくそうだ。
 
個別では、任天堂、キーエンスは後場に入り一段高。武田、資生堂も値を上げている。アンリツ、ファナックも高い。トヨタは小幅高。ソフトバンクG、ファーストリテが堅調。ZOZOが買われている。
半面、昭和電工が軟調。ソニー、コマツは小幅安。ソフトバンクがさえない。
 
ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表が27日、米議会の下院公聴会で日本との貿易交渉について3月にも初会合を開く意向を示し、日米物品貿易協定(TAG)交渉が本格化するとの見方から警戒感が広がっているようだ。
佳境を迎えた米中通商協議や英国の欧州連合(EU)離脱などの行方を見極めたいなどとの思惑もあるとみられ、こうした海外情勢の不透明感が引き続き上値の重しとなる可能性がある。
 

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