先週末に112円を付けたドルは上昇の流れを継続出来るか

[概況]

先週末1日に発表された米経済指標は予想を下回るものが多く、ドルは一時111円半ば近くまで下げたが、NY株式市場や米国債利回りの上昇にドルも買い戻された。
ダウは一時マイナス圏に落ちる場面もあったが下値は買われ、最後は3市場とも反発して引け、ドルもNY市場終盤に昨年12月20日以来、およそ2か月ぶりとなる112.090円(当日高値)まで上昇した。
最後は前日比+59.5銭高の111.995円と112円をわずかに割り込んだが、上昇の流れを維持して引けた。ドルは2か月ぶりの112円を付け、今週はNY株式市場や米経済指標の結果によっては更に上値を目指す流れが出て来るのではないかと予想している。
 
其の米経済指標は週末の雇用統計を始め多くの指標が発表予定となっており、4日(月)12月建設支出、5日(火)2月ISM非製造業景況指数、12月新築住宅販売件数、1月財政収支、6日(水)MBA住宅ローン申請指数、2月ADP雇用者数、12月貿易収支、1月製造業受注、7日(木)新規失業保険申請件数、第4四半期非農業部門労働生産性指数、8日(金)2月雇用統計などとなっている。この結果次第ではドルは更に上昇が期待出来るのではないか。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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