日経ジャスダック平均は3日続落、売りが優勢

日経ジャスダック平均株価は3日続落した。終値は前日比30円05銭安い3451円51銭となった。日経平均株価や前日の米国株の下落が投資家心理を冷やし、新興株にも売りが優勢だった。半導体大手ルネサスの工場停止報道を受けて半導体需要の鈍化に対する警戒感が改めて強まり、新興市場でも関連銘柄は軟調さが目立った。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で605億円、売買高は9226万株。足元の増収基調などを評価した買いが続いていたワークマンが11営業日ぶりに反落した。製造業派遣のUTや精密減速機メーカーのハーモニックなど半導体関連銘柄も下落した。値上がり銘柄数は159、値下がり銘柄数は452となった。
 
個別では、ツクイスタッフ、シャクリー・グローバル・グループ、LCホールディングス、ポエック、マミーマートが昨年来安値を更新。santec、内外テック、リーダー電子、日本アンテナ、フェローテックホールディングスは値下がり率上位に売られた。
 
一方、GFAがストップ高。大村紙業は一時ストップ高と値を飛ばした。ヒビノ、WDI、オリコン、ワークマン、アイ・テックは昨年来高値を更新。レイ、APAMAN<8889>、環境管理センター、カンセキ、かわでんが買われた。

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