日経ジャスダック平均は4日続伸、好材料銘柄買われる

日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比7円96銭高い3339円62銭となった。米国の自動車関税導入への警戒感などを背景に東証1部の主力銘柄を手掛けにくくなるなか、個人投資家の資金が新興株市場に集まった。
新興株全体が年初から持ち直すなか個人の投資余力が高まっており、個別に材料の出た銘柄を中心に買いが入った。ただ、海外政治要因の先行き不透明感などから、戻り待ちの売りも出ている。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で217億円、売買高は5736万株。株主優待の拡充を発表した夢の街創造が大幅上昇した。
 
値上がり銘柄数は357、値下がり銘柄数は200となった。
 
個別では、ヒーハイスト精工がストップ高。サン電子は昨年来高値を更新。メディアリンクス、夢の街創造委員会、ジェクシード、NaITO、アクセスグループ・ホールディングスは値上がり率上位に買われた。
 
 一方、NKKスイッチズ、中央経済社ホールディングスが昨年来安値を更新。ウチダエスコ、AKIBAホールディングス、文教堂グループホールディングス、ウエストホールディングス、テーオーホールディングスが売られた。
 

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