日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。終値は前日比13円34銭高い3345円00銭だった。約1カ月ぶりの高値を付けた。
新興株全体が年初から持ち直すなか、これまで物色の中心だったバイオ関連だけでなく、個別材料の出た銘柄や通信株の一角にも買いが強まり、相場全体を押し上げた。
午後にやや上げ幅を拡大した。新規の買い材料に乏しい中、下値を切り上げる銘柄が多く、「個人投資家を中心に大方の市場参加者は強気だった」という。
ジャスダック市場の売買代金は概算で403億円、売買高は1億90万株だった。
値上がり銘柄数は409、値下がり銘柄数は201となった。
個別では、ヒーハイスト精工、京写がストップ高。サン電子は昨年来高値を更新した。
ネクスグループ、セキュアヴェイル、メディアリンクス、KYCOMホールディングス、アクセスグループ・ホールディングスが買われた。
一方、カッシーナ・イクスシー、NKKスイッチズ、中央経済社ホールディングスが昨年来安値を更新した。
大田花き、AKIBAホールディングス、ウエストホールディングス、日宣、今村証券が売られた。
