182円高続伸、米株高・円安を好感

【寄り付き概況】

21日寄り付きの日経平均株価は大きく買い先行、前週末比182円31銭高の2万848円38銭と続伸してスタート。
 
前週末のNYダウが330ドル強の上昇をみせ4日続伸、約1カ月半ぶりの高値水準に浮上したほか、外国為替市場では1ドル=109円台後半まで円安が進んでおり、これを追い風に主力株をはじめ広範囲に買いが続いている。
中国政府が米国からの輸入を拡大し2024年までに対米黒字をゼロにする提案を示したと伝わり、全体相場にポジティブ材料となった。
 
きょうは前場取引時間中に中国の10~12月のGDPなど重要経済指標の発表があり、この結果にマーケットの注目が集まる。日経平均のフシ目である2万1000円台近辺では戻り売り圧力も予想される。
 
寄り付き時点で業種別では33業種ほぼ全面高で値上がり上位に鉱業、海運、石油、鉄鋼、その他製品など。
 
個別では、任天堂、武田、資生堂が値を上げ、ソフトバンクGは堅調。三菱UFJが買われ、菱地所、トヨタが締まり、ソニー、日本電産、ファナック、東エレク、SUMCOが上伸し、パナソニックも高い。
 
半面、ファーストリテが弱含み、ZOZO、サイバエジェは軟調。JR東海が売られ、明治HDはさえない。オリンパスが値を下げ、アドバンテス、デンソーは小幅安となっている。

225先物は野村・GS・日興・シティ・JP・クレディ・ドイツが買い越し。
アムロ・みずほ・バークレイズ・ソジェン・三菱・UBSが売り越し。
TOPIX先物はモルスタ・GS・ドイツ・UBSが買い越し。
みずほ・ソジェン・アムロ・パリバ・シティ・メリルが売り越し。
 
テクニカル的には大和ハウス(1925)、サニーサイド(2180)、サッポロ(2501)、gumi(3903)、宮越(6620)が動兆。
 

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