50円高、売り買い交錯も買い先行

【寄り付き概況】

 22日寄り付きの日経平均株価は、前日比50円73銭高の2万770円06銭と3日続伸してスタート。
 
現地21日の米国株式市場は、キング牧師生誕日の祝日で休場だった。
手掛かり材料に事欠くが、欧州株市場は英国を除き軟調な推移となっており、IMFによる世界経済見通しの下方修正などグローバル景気減速への懸念がくすぶるなか上値が重い展開。
一方、日経平均は直近5日・25日移動平均線のゴールデンクロスを示現したほか、足もと外国為替市場で1ドル=109円台後半とドル高・円安水準をキープしていることは追い風材料と捉えられ、下値に対しても抵抗力を発揮する可能性がある。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、29業種が高く、値上がり上位に医薬品、電力ガス、倉庫、証券、食料品など。
 
武田が続伸し、エーザイは反発している。ソフトバンクGが小高く、東電力HD、中部電の電力株や、資生堂、7&iHDは堅調。トヨタ、デンソーが締まり、信越化、パナソニック、任天堂も上昇している。
 
半面、ソニーが売られ、日本電産、ファナックは軟調。JXTGが値を下げ、国際帝石、住友商は甘い。三菱UFJ、三井住友がさえず、ファーストリテは小幅安となっている。
 
225先物はアムロ・ソジェン・モルスタ・大和・UBSが買い越し。
JP・三菱・野村・クレディ・みずほ・バークレイズが売り越し。
TOPIX先物はみずほ・モルスタ・UBS・アムロ・ソジェンが買い越し。
メリル・GS・大和・野村が売り越し。
 
テクニカル的にはトレファク(3098)、竹本容器(4248)、洋カン(5901)が動兆。
 

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