日経ジャスダック平均株価は続落し、午前の終値は同4円27銭安の3355円12銭だった。年初から上昇基調だった反動で、利益確定売りが優勢となった。
前日の米国株市場が休場で手掛かり材料難にあり、外国為替市場で1ドル=109円台後半と円安水準に推移していることが下支え材料となっているが、アジア株が総じて軟調な動きをみせていることで、買いに慎重なムードが漂っている。
もっとも、個人投資家の間では上昇期待が根強く、押し目買いで下げ幅は小幅にとどまった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で204億円、売買高は4628万株。値上がり銘柄数は255、値下がり銘柄数は311となった。
個別では日本アンテナ、星医療酸器が昨年来安値を更新。壽屋、システムズ・デザイン、大塚家具、環境管理センター、旭化学工業が売られた。
一方、タツミがストップ高。日本エマージェンシーアシスタンスは昨年来高値を更新。日本精密、HAPiNS、両毛システムズ、フジトミ、ジェクシードが買われた。
