反落スタート、米国株高もやや円高を警戒

【寄り付き概況】

28日の寄り付きの日経平均株価は、前週末比27円27銭安の2万746円29銭と反落してスタート。為替市場で、対ドルで1ドル=109円台前半とやや円高に振れていることが警戒され、売りが先行したようだ。
前週末の米国株式市場は、政府機関の一部閉鎖がいったん解除されることが追い風材料となりNYダウなど主要指数がいずれも上昇、これを受けて週明けの東京株式市場にも追い風が意識される。
ただ、今週から本格化する国内企業の決算発表の動向を見極めたいとの思惑や、米中貿易協議の行方、さらに米FOMCと重要イベントを控え上値を積極的に買いにくい環境ともいえる。相場全般は強弱感対立のなか不安定な値動き。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、11業種が高く、値上がり上位に鉱業、電気機器、鉄鋼など。一方、値下がりで目立つのは水産、その他製品、陸運など。
 
個別では、任天堂が軟調。トヨタは小幅安。積水ハウスもさえない。ソフトバンクGは売り優勢。ユニー・ファミマが値を下げている。三井住友、三菱UFJは弱含み。
半面、SUMCO、ファナック、キーエンスが上伸。ソニーもしっかり。武田が買われている。ファーストリテは強含みとなっている。
 
225先物は野村・JP・アムロ・ソジェン・パリバ・GSが買い越し。
SBI・UBS・メリル・モルスタ・ナティクス・楽天が売り越し。
TOPIX先物はモルスタ・UBS・JP・みずほが買い越し。
メリル・野村・GS・アムロ・クレディが売り越し。
 
テクニカル的にはイソライト(5358)が動兆。
 

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