[概況]
東京時間に当日安値109.115円まで下げたドルは其の後値を戻し、NY市場序盤に今度は当日高値109.555円まで反発した。しかし発表された11月ケースシラー住宅価格は予想を下回ってドルは売られ、NY株式市場が反発して始まるとドルは買い戻されたが、続いて発表された1月コンファレンスボード消費者信頼感指数も予想を下回ってドルは再び売られた。
其の後はNY株式市場の上昇にドルも109円半ば近くまで反発したが、ダウのマイナス圏落ちなどに終盤にNY市場安値109.260円まで下げ、最後は前日比+2銭高の109.345円と前日とほぼ変わらずで引けた。
ドル以外の主要通貨は高安マチマチで、FOMCや米中貿易協議などの重要イベントを控えた様子見姿勢が目立ち、ドルは上限高安の差だ44銭と50銭にも満たない小幅なものだった。イベントの結果待ちの相場が続きそうだ。
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