米株高などで買い先行後、値を消す

【寄り付き概況】
 
30日寄り付きの日経平均株価は、前日比36円98銭高の2万701円62銭と続伸してスタート。
29日NYダウが反発した一方、ナスダックは続落するなど、まちまちの動きだった。ただ、通常取引終了後、アップルが18年10-12月の決算を発表。時間外取引で同社株が上昇していることなどから、買いが先行したようだ。
ただ、前日に大きく下げた電子部品株を中心に買い戻しの動きが先行する一方、主力株が売りに押される展開となっている。
 
午前9時時点の東京外国為替市場では、1ドル=109円40銭台での推移。
 
寄り付き時点で業種別では、値上がり上位に鉄鋼、石油・石炭、海運、電機、非鉄など。値下がりで目立つのは精密機器、電気・ガス、証券商品先物、小売り、水産・農林、食品などとなっている。
 
 
個別では、ソニーが売られ、トヨタは小幅安。武田、ファーストリテ、任天堂、ソフトバンクG、KDDIは軟調。三井住友が弱含み、オリックスはさえない。中部電が値を下げ、日水は反落。
半面、SUMCO、信越化が値を上げ、東エレクは反発。村田製、太陽誘電は大幅高。ファナック、アルプスアル、ホンダが買われ、JXTG、ANA、アサヒが高い。
 
225先物はGS・JP・バークレイズ・パリバ・松井・モルスタ・ソジェンが買い越し。
アムロ・メリル・野村・ドイツ・SBIが売り越し。
TOPIX先物はみずほ・大和・バークレイズ・JPが買い越し。
GS・モルスタ・野村・メリル・アムロが売り越し。
 
テクニカル的には、コシダカ(2157)、デジア(2326)、神戸物産(3038)、トウキョウベース(3415)、フォスタ(6794)、マイクロニクス(6871)、FPG(7148)が動兆。
ようやく銘柄数が増えてきた。
 
 

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