2月1日の東京株式市場は、続伸後、堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万700円-2万1000円。
昨日の堅調な地合いを受け、上昇してスタートしそうだ。
現地1月31日の米国株式は、NYダウが小幅に反落する一方、ナスダック総合指数は続伸するなど、まちまちの動きだった。米中の貿易協議は、予断を許さない状況が続くが、妥結に向け前向きな発言が報じられるなど、進展を期待する動きがでることも期待される。
国内も決算発表銘柄が多く、個別の売買は活況が見込まれる。強弱色濃く出るだろうが、商いが厚みを増すことで、全体としてはしっかりした動きが続くと予想する
為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の後半(1月31日終値108円72-74銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=124円台の半ば(同124円99銭-125円03銭)と円高に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、31日の大阪取引所終値比75円高の2万825円だった。
【好材料銘柄】
■クイック <4318>
今期経常を10%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額。
■新光電気工業 <6967>
株主優待制度を新設。毎年3月末時点で300株以上を1年以上継続保有する株主に対し、3000円相当のカタログギフト(長野県・新潟県の特産品)を贈呈する。寄付することも可能。
■椿本興業 <8052>
今期経常を12%上方修正・最高益予想を上乗せ。株主優待として、19年3月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、一律クオカード3000円分を贈呈する。今回限りの実施。
■ビジネスブレイン太田昭和 <9658>
今期経常を33%上方修正・11期ぶり最高益更新へ。
■JBCCホールディングス <9889>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.79%にあたる30万株(金額で6億円)を上限に自社株買いを実施する。4-12月期(3Q累計)経常が34%増益で着地。
■チェンジ <3962>
ヒアラブルデバイス(イヤホンに類似したマイク一体型のスマートデバイス)を活用し、ハンズフリーで業務アプリの音声操作が可能な音声UIサービスを提供開始。
■ハリマ化成グループ <4410>
発行済み株式数(自社株を除く)の3.84%にあたる100万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。4-12月期(3Q累計)経常は28%増益で着地。
■NCS&A <9709>
今期経常を40%上方修正、配当も2円増額。
■ジェイテック <2479>
4-12月期(3Q累計)経常が3.6倍増益で着地・10-12月期も2.8倍増益。
■国際チャート <3956>
4-12月期(3Q累計)経常は2.3倍増益・通期計画を超過。
■santec <6777>
今期経常を一転26%増益に上方修正。
■リーダー電子 <6867>
今期経常を35%上方修正、配当も7円増額。
■コスモ・バイオ <3386>
前期経常を一転1%増益に上方修正。
■パートナーエージェント <6181> [東証M]
シニアーライフから結婚相談事業の一部を譲受。
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
1(金)
12月有効求人倍率(8:30)
12月完全失業率(8:30)
1月新車販売台数(14:00)
1月軽自動車新車販売台数(14:00)
日欧EPA発効
《決算発表》
ソニー、日立、NTTドコモ、武田、三菱自、豊田織機、デンソー、HOYA、小野薬、ダイセル、科研薬、CTC、ジェイテクト、三井物、セブン銀行、トヨタ紡織、豊田合、ガンホー、住友化、大塚商、コニカミノルタ、JFEHD、日精工、ローム、京セラ、京王、阪急阪神、SGHD、キーエンス、豊通商
【海外】
米1月雇用統計(22:30)
米1月ISM製造業景況指数(2/2 0:00)
米12月建設支出(2/2 0:00)
《米決算発表》
メルク・アンド・カンパニー、エクソンモービル、シグナ、ウェアーハウザー、シェブロン、エーオン、ハネウェル、アイデックス、ジョンソンコントロールズ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
