【寄り付き概況】
2月1日の日経平均株価は、前日比23円54銭高の2万797円03銭と続伸してスタート。
前日のNYダウが小幅安だったもののナスダック総合指数は続伸、FRBが当面は利上げ見送り姿勢にあることから、ハイテク株などに買い安心感が働いている。東京市場でも米株市場がバランスを取り戻し上値指向となっていることで、投資家のセンチメントは改善している。ただ、足もと外国為替市場では円高警戒感が再燃しており、これが主力輸出株中心に買い手控え要因となる。
個別には本格化している決算発表を横目に、神経質な展開が予想される。
寄り付き時点で業種別では33業種中、11業種が高く、値上がり上位に精密機器、金属製品、電気機器など。一方、値下がりで目立つのは銀行、紙パルプ、その他製品など。
個別では、村田製、ファナックが買われ、ソニー、キーエンス、東エレクも堅調で、アンリツは続伸している。ファーストリテが締まり、大日住薬は小反発し、資生堂、ソフトバンクGが買われた。
半面、ZOZOが売られ、任天堂は下押し、TOTO、味の素、エプソンもさえない。野村が気配値を切り下げ、三菱UFJ、みずほFGは売られている。
225先物はアムロ・モルスタ・UBS・シティ・メリルが買い越し。
クレディ・ソジェン・大和・パリバが売り越し。
TOPIX先物はモルスタ・大和・バークレイが買い越し。
メリル・野村・ソジェン・クレディが売り越し。
テクニカル的にはSBS(2384)、双日(2768)、ラクト(3139)、サイバーコム(3852)、ライオン(4912)、NEC(6701)、アドバンテスト(6857)、メディパル(7459)、コメリ(8218)、地所(8802)、JR西(9021)、ANA(9202)、北沢産(9930)が動兆。
