日経ジャスダック平均は反発、好材料銘柄物色

日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前週末比24円06銭の3400円06銭で、昨年12月17日以来およそ1カ月半ぶりの高値だった。
米雇用統計など良好な米経済指標を映して米国株が上昇し、為替市場でも円安・ドル高が進むなど外部環境が落ち着いたことから、個人投資家中心にマインドが改善。ジャスダック市場にも買いが先行して始まった。ただ、新規の手掛かり材料にも乏しいのも事実で、買い一巡後上値の重い展開となった。こうしたなか、個人の物色の矛先は、好決算を発表した企業など好材料が出た銘柄を中心に買いが広がった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で459億円、売買高は1億64万株だった。
値上がり銘柄数は445(スタンダード417、グロース28)、値下がり銘柄数は167(スタンダード163、グロース4)、変わらずは43(スタンダード40、グロース3)。

個別では、シーズメン、アエリア、ユークス、日本アンテナがストップ高。ANAP、AKIBAホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。オーケー食品工業、東映アニメーション、スターツ出版など4銘柄は昨年来高値を更新。santec、ラクオリア創薬、ミサワホーム中国、日本一ソフトウェア、シンクレイヤが買われた。
 
一方、シベール、藤井産業が昨年来安値を更新。カーメイト、タウンニュース社、ニチダイ、チエル、麻生フオームクリートが売られた。

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