日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前日比10円84銭高の3412円51銭だった。マザーズ市場でサンバイオ株が上昇し、冷え込んでいた個人の投資家心理がやや改善した。材料や好調な決算を発表した個別銘柄を中心に買いが入った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で334億円。売買高は4706万株と、2017年4月21日以来1年9カ月ぶりの低水準だった。
市場関係者は、「今年に入ってからの株式相場の上昇に一服感がみられ、積極的に持ち高を傾ける雰囲気ではない」とみていた。
値上がり銘柄数は347、値下がり銘柄数は258となった。
個別では、秋川牧園、シベール、アイビー化粧品、日本アンテナがストップ高。オリコン、スターツ出版、クレオなど4銘柄は昨年来高値を更新。共同ピーアール、新報国製鉄、シンクレイヤ、ぱど、プラコーが買われた。
一方、日本エマージェンシーアシスタンス、ビーマップ、綜研化学、ケア21、夢の街創造委員会が売られた。
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