東証マザーズ指数は4.27ポイント安の870.39と反落した。
前日の米国市場では、来週の米中通商協議を再開が伝わったことで、マザーズ先物によるナイトセッションでの上昇を受けて、本日のマザーズ市場は朝方から買いが先行した。
一方で、引き続き外部環境が不透明ななかで本格化する決算動向を見極めたいとのムードは根強いなか、買い一巡後の個人投資家の資金の逃げ足は速くなり、マザーズ指数は前場中ごろにかけてマイナス圏に沈んだ。物色としてもミクシィなどの時価総額上位銘柄が揃って売られ、引けにかけて下げ幅をじりじりと拡大させたものの、サンバイオをはじめとしたバイオ関連の一角が指数を下支えする格好になり、下落幅は限られた。サンバイオは制限値幅の上限まで買われた。
売買代金は概算で1245.91億円。値上がり銘柄数は62、値下がり銘柄数は206となった。
個別では、インタースペースが昨年来安値を更新。総医研ホールディングス、マーケットエンタープライズ、ALBERT、リネットジャパングループ、エリアリンクは値下がり率上位に売られた。
一方、ネットイヤーグループ、サンバイオがストップ高。ブライトパス・バイオ、アンジェス、アクリート、ロックオン、日本ファルコムが買われた。
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