サンバイオ・ショックその後は?

サンバイオ・ショックその後は?

新興市場は「サンバイオ・ショック」以降、ジリ安基調にある。
サンバイオは5日、取引時間中に売買が成立して7日はストップ高となるなど自律反発の動きとなっているが、短期資金がサンバイオに集中したこともあってそのほかの主力銘柄が軟化。全体的にはまだ影響が残っている。
ただ、投資家心理は改善しており、決算発表も一巡する来週は買いが先行しやすい事態となりそうだ。
 
サンバイオはマザーズ指数の寄与度トップ銘柄だったが、この暴落による時価総額縮小を受けて指数寄与度は5位まで低下しており、値動きが以前ほどマザーズ指数を左右することがなくなっている。
サンバイオ・ショックが一巡しつつあることで、投資家の関心は決算発表に移る。ただ、その決算も今週にピークを迎えており、決算発表シーズンがリスクの新興市場にとっては買いやすい地合いとなるだろう。
 

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