日経ジャスダック平均株価は3日ぶりに反発した。前引けは前週末比20円14銭高の3389円67銭だった。米中貿易協議の先行きに対する過度な不安心理の後退で一気に買い戻しが進んだ。好業績を発表した個別の銘柄に個人投資家の資金が向かった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で335億円、売買高は5174万株。値上がり銘柄数は399、値下がり銘柄数は194となった。
個別では、UTグループ、テックファームホールディングス、東洋合成工業がストップ高。アイビー化粧品、日本アンテナ、Nutsは一時ストップ高と値を飛ばした。トシン・グループ、WDI、アトムリビンテック、オリコン、ホウライなど7銘柄は昨年来高値を更新。ラクオリア創薬、santec、コックス、日本一ソフトウェア、グリムスは値上がり率上位に買われた。
一方、大井電気が一時ストップ安と急落した。シベール、ジェイホールディングス、イハラサイエンス、NKKスイッチズ、ツクイスタッフなど9銘柄は昨年来安値を更新。トレードワークス、システムズ・デザイン、ストリームメディアコーポレーション、CBグループマネジメント、博展は値下がり率上位に売られた。
