日経平均株価高値もみ合い、輸出株に買い

【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの東京株式市場では、日経平均株価は前日比350円高前後と前場終値と比較して上げ幅を拡大している。米株高を好感して大幅上昇した前場の流れを引き継ぎ、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)とも高値圏でもみ合っている。電気機器など輸出関連株の一角に買いが目立つ。
外国為替市場では、1ドル=110円60銭台の推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
 
個別では、任天堂、ソニー、東エレク、SUMCOが後場に入って一段高。太陽誘電も高い。ソフトバンクGは高値もみ合い、ファーストリテは小幅高。
半面、レオパレス21は売りが膨らんでいる。ZOZOは安値もみ合い。東海カ、村田製は小幅安となっている。
 
前日からの上昇幅が800円超に達しているため、ここからは目先の利益を確定する売りも出てくるだろう。日足チャートでは2万1200円手前に75日移動平均線が位置しており、後場はこれが意識されて高値もみ合いとなることが想定される。
 
なお、マザーズ指数はサンバイオ株急落の影響で1月末に値を崩し、相対的に出遅れ感がある。明日までに2018年4-12月期の決算発表がおおむね一巡することもあり、個人投資家の物色が再び中小型株へシフトする可能性も想定しておきたい。

ランチバスケットは23件、349.39億円、30億売り越し。
 

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