12日の東京株式市場は、反発後、もみ合いか。
日経平均株価の予想レンジは、2万1000円-2万1400円。
現地11日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、11日の大阪取引所終値比215円高の2万1345円だった。朝方は、同清算値にサヤ寄せするスタートとなりそう。
米国株に下げ止まりの兆しが見られる点や、米中の緊張緩和期待などから買いが優勢となるだろう。寄り前に発表される11月企業物価指数や10月機械受注なども要注目。良好な内容となれば上昇をサポートする展開も期待できるだろう。
ただ、手掛かり材料に乏しいことから、上値は限られそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の半ば(11日終値は113円11-12銭)、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の前半(同128円59-63銭)となっている。14日に12月限先物・オプションのSQ(特別清算指数)値の算出を控え「SQ週の水曜日は荒れやすい」とのアノマリー(論理的に説明できない動き)もあり、注意したい。
【好材料銘柄】
◆ティビィシィ・スキヤツト <3974> [JQ]
今期経常は6%増益、前期配当を3円増額・今期も23円継続へ。
◆DIC <4631>
日本経済新聞社は日経平均株価の構成銘柄について、新日鐵住金 <5401> との経営統合で上場廃止となる日新製鋼 <5413> を12月26日付で除外し、新たにDIC <4631> が新規採用する。
◆シーイーシー <9692>
2-10月期(3Q累計)経常が41%増益で着地・8-10月期も21%増益。
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
12(水)
11月企業物価指数(8:50)
10月機械受注(8:50)
10月第3次産業活動指数(13:30)
《決算発表》
太洋基礎、ファーマフーズ、Hamee、アゼアス、ミサワ、バルニバーヒ、グッドコムA、アセンテック、シャノン、神島化、VALUENEX、ウエスコHD、ベストワン、オーエムツー、日本テレホン、ドーム
【海外】
米11月消費者物価指数(22:30)
米11月財政収支(12/13 4:00)
《米決算発表》
プログレッシブ・コープ
休場:メキシコ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
