マザーズ指数は7日ぶり反発、買い戻しが先行

東証マザーズ指数は前日比21.33ポイント高の943.79ポイントと7日ぶり反発。
米ナスダック総合指数や為替の円安進行などから買い戻しが先行。
11日にKDDIとの資本業務提携を発表したALBERTは商いを伴って上昇した

前日のマザーズ市場では、米中通商交渉や英国の欧州連合(EU)離脱を巡る不透明感が台頭するなか買い見送りムードが強まり、マザーズ市場も大幅に続落した。
今月に入りマザーズ指数や同先物は8%超下落しており、本日は米ハイテク株高を支援材料とした買い戻しの動き。
一方、今週末にメジャーSQ(特別清算指数)算出日を控えるが、SQ週の中日となる水曜日は国内機関投資家などのポジション調整の売買が膨らみ、相場が荒れる傾向があるだけに警戒感もくすぶるだろう。外部環境の不透明感も拭えず、再び買い見送り機運が強まる可能性があることは注意したい。
 
値上がり銘柄数は208、値下がり銘柄数は53となった。
 
個別では、オンコリスバイオファーマがストップ高。リンクバル、ロゼッタは年初来高値を更新。ピアラ、ビーブレイクシステムズ、サインポスト、テックポイント・インク、サンバイオが買われた。
 
一方、ITbookホールディングス、トライステージ、ユナイテッド、フルッタフルッタ、富士山マガジンサービスなど26銘柄が年初来安値を更新。トランザス、タイセイ、キャリア、レアジョブ、FFRIが売られた。
 

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