ユーロ圏や英国に好材料が出て、ユーロやポンドは買われる

[概況]

欧州市場序盤にメイ英首相に対する信任投票が実施されるとの報道が流れるとポンドは買われてユーロも連れ高となり、其の後イタリア政府がEUに財政赤字目標2%を提示したと報じられるとユーロは急伸してそれまでの高値を上抜いた。
 
NY市場に入り発表された11月消費者物価指数は予想通りで、NY株式市場は大幅高で始まったがドル買いとはならず、独政府がドイツ銀行とコメルツ銀行の合併による再建計画を強化すると報道されるとユーロは買われ、ドルは対ユーロや対ポンドで売られた為に対円でも値下がりした。
そしてNY市場序盤にユーロが当日高値128.850円まで上昇する一方、ドルは当日安値113.150円まで下落したが其の後は株価の上昇にドルも113円前半で揉み合いとなり、最後は-11銭の113.270円と小幅安で引けた。
 
またユーロは+39銭高の128.735円で引け、東京時間朝方にメイ英首相が保守党党首と信任された事を受けてポンドは当日高値143.50円まで上昇し、最後も+1.27円高と大幅上昇で引けた。
この日はユーロやポンドが買われ、対ユーロや対ポンドで売られたドルは対円でも売られて小幅安となったが、消費者物価指数は予想通りでFRBの利上げ予定は変わらず、ドルは揉み合い継続か。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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