続伸、214円高 円安や中国株高が支え

13日午前の午前の日経平均株価は前日比214円87銭高の2万1817円62銭、東証株価指数(TOPIX)は11.13ポイント高の1617.74と、ともに上伸した。
 
12日の好地合いや、欧米株高を受け買いが先行。買い一巡後は上げ幅を縮小する場面もあったが、午前11時16分には、同219円79銭高の2万1822円54銭と、きょうの高値を付けている。時間外取引で米株価指数先物が堅調で、中国・上海総合指数は3日続伸するなど、外部環境も良好なことも支えとなった
 
その後日経平均は伸び悩む場面もあったが、外国為替市場で1ドル=113円台半ばまで円安が進んだことや、中国や香港株をはじめアジア株市場が総じて堅調に推移していることを受け、再び上げ幅を拡大した。
 
市場では「朝方に買いが先行した後もプラス圏を維持するなど、堅調な展開が続いたことから、買戻しの動きを誘ったようだ」との声が聞かれた。
 


業種別株価指数(全33業種)は医薬品、小売業、輸送用機器などが上昇し、化学、電気・ガス業、水産・農林業は下落した。
 
個別では、武田薬品工業が買われ、ファーストリテイリング、ユニー・ファミリーマートホールディングスも上昇した。安川電やファナックなど中国関連株が上昇。エー・アンド・デイが値を飛ばし、ニチコン、イビデンなども物色人気となった。
 
半面、ソフトバンクグループが冴えず、キーエンスも軟調、ZOZOも売りに押された。Hameeが急落、昭和電工も大幅安、SBIホールディングスも安い。中部電やユニチャームが安い。
 
東証2部株価指数は前日比28.31ポイント高の6856.83ポイントと続伸した。
出来高4943万株。値上がり銘柄数は222、値下がり銘柄数は172となった。
 
きょう東証2部に上場したオーウエルは公開価格(750円)を14%上回る855円で初値を付けた。午前終値は773円だった。
 
個別では、ファーマフーズがストップ高。サイバーステップ、図研エルミック、インスペック、杉村倉庫、大日本コンサルタントが買われた。
 
一方、中央ビルト工業、アイケイ、ダイショー、バイク王&カンパニー、自重堂など32銘柄が年初来安値を更新。花月園観光、プレミアムウォーターホールディングス、フリージア・マクロス、大和自動車交通、青山財産ネットワークスが売られた。
 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次