日経ジャスダック平均は続伸、換金売りも散見される

 日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸した。終値は前日比14円72銭高の3498円98銭だった。外部環境の落ち着きを背景に日経平均が続伸して始まったことで投資家心理も改善、11日まで6日続落したため、短期的な戻りを期待した買いが続いたほか、好材料の出た銘柄を中心に買いが入った。
ジャスダック市場にも買いが先行して始まった。ただ、ソフトバンクの上場を19日に控えるなどIPOラッシュを控え、既存銘柄への換金売りも散見され、全般は小動きにとどまった。個人投資家が持ち高を一方向に傾ける動きは限られた。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で459億円と、11月20日以来3週間ぶりの低水準。売買高は7567万株だった。
値上がり銘柄数は366、値下がり銘柄数は244となった。
 
個別では、日本サード・パーティ、前田製作所、理研グリーンがストップ高。ケイブは一時ストップ高と値を飛ばした。ホロン、三協フロンテアは年初来高値を更新。アイ・ピー・エス、綜研化学、LCホールディングス、日特エンジニアリング、極東産機が買われた。
 
一方、常磐開発、シベール、カイカ、東北新社、ケアサービスなど30銘柄が年初来安値を更新。ヤマト・インダストリー、秋川牧園、夢の街創造委員会、ニッパンレンタル、ダイヤ通商が売られた。
 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次