小幅反発スタート、前週末の大幅安の反動

【寄り付き概況】

17日の寄り付きの日経平均株価は、前営業日比16円90銭高の2万1391円73銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、0.54ポイント高の1592.70で始まった。
足もとリスク回避の流れが続いているが、日経平均は底堅い。
 
前週末のNYダウが500ドル近い下げをみせたほか、ナスダック指数はNYダウを上回る下落率となった。
中国や欧州での低調な経済指標を受けて世界景気減速懸念が高まっており、これを背景に東京市場でも下値模索の動きを余儀なくされている。
ただ、日経平均は前週末に440円強の下げをみせていたこともあって、目先突っ込み警戒感からの押し目買いや買い戻しが下値を支える可能性もある。後場は日銀のETF買いへの思惑も意識されそうだ。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、20業種が高く、値上がり上位に空運、電力ガス、保険など。
 
個別では、三菱UFJ、東京海上が買われ、三井不、東電力HDはしっかり。JTが強含み、ユニー・ファミマ、日ハムは高い。JR東海は反発。東エレクが上伸し、村田製、昭和電工は堅調。トヨタ、スズキは小幅高となっている。
 
半面、ソフトバンクG、任天堂、電通、ヤフーが下押し。ファーストリテ、NTTは弱含み。資生堂が売られ、武田はさえない。キーエンス、ソニー、ダイキンが値を下げている。
 
テクニカル的には、ベステラ(1433)、森乳(2264)、ハウス食(2810)、サイバーコム(3852)、アカツキ(3932)、イビデン(4042)、日油脂(4403)、鎌倉新書(6184)、中国電(9504)、プレナス(9945)が動兆。
 
 
 

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