231円安 急反落、米株大幅安や円高受け

【寄り付き概況】

18日の日経平均株価は、前日比231円37銭安の2万1275円51銭と大幅に反落してスタート。欧米株安の動きを受け、売りが優勢となっている。
 
前日の米国株市場ではNYダウが500ドルを超える下げをみせるなどリスク回避ムードが強まり、外国為替市場では米長期金利低下を背景としたドル売り円買いの動きが再燃しており、これを受けて東京市場でも主力株をはじめ広範囲に売り込まれる展開を余儀なくされている。
今日、明日の日程で行われるFOMCの結果を見極めたいとの思惑も買いを手控えさせる。ヘッジファンド筋による高速自動売買などの影響で一方通行の下げとなった場合は2万1000円台を割り込む場面も想定される。
 
寄り付き時点で業種別では33業種全面安、値下がりで目立つのは鉱業、石油、海運など。
 
個別では、トヨタ、日産自の自動車株が軟調で、キヤノン、ファナック、村田製は売られている。住友鉱、三井金が続落し、JXTG、国際帝石、三菱商は安い。三菱UFJ、三井住友の銀行株が値を下げ、ソフトバンクGが下押し、武田は下げがきつい。任天堂は大幅反落。ファーストリテ、JT、資生堂も下落している。
半面、大東建託が買われ、7&iHDが締まり、ユニー・ファミマはしっかりしている。
 
 
225先物は、JP・野村・ドイツ・パリバが買い越し。
アムロ・GS・シティ・SBIが売り越し。
TOPIX先物はソジェン・ドイツ・GS・アムロが買い越し。
大和・バークレイズ・みずほ・メリルが売り越し。
 
 
テクニカル的には日ハム(2282)、コーエーテクモ(3635)、太陽日酸(4091)、栄研化学(4549)、ドンキ(7532)、地所(8802)、名鉄(9048)、SGHD(9143)、トーカイ(9729)が動兆。

 

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