8円安 売り買い交錯、米株安一服

【寄り付き概況】

19日の日経平均株価は、前日比8円28銭安の2万1107円17銭と小幅に続落してスタート。
 
欧州主要株式が続落した一方、米国株式が反発するなどまちまちの動きのなか、前日までの弱い地合いの影響から続落となったようだ。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに下落している。新規上場したソフトバンク株が公開価格を下回ったことを受け、市場の雰囲気が弱気に傾いている。
また、FOMCの結果とパウエルFRB議長の記者会見を見極めたいとの思惑が買いを手控えさせる。
寄り付き時点で業種別では33業種中、16業種が高く、値上がり上位に空運、建設、紙パルプ、繊維、ガラス土石など。一方、値下がりで目立つのは鉱業、石油、証券、医薬品、情報通信など。
 
財務省が取引開始前に発表した11月貿易統計(速報)は、金額ベースで7373億円の赤字で2カ月連続、市場予想平均の6300億円の赤字よりも大きかった。
 
個別では、ソフトバンクは公開価格を下回る初値を付けた後も売られ、ソフトバンクGも下落。任天堂が下げ、ファーストリテも軟調。三菱UFJ、三井住友の売りが厚く、リクルートHDもさえない。
半面、トヨタが買われ、ファナックも上げ、村田製は小幅高となっている。
 
 
225先物は、アムロ・JP・SBI・三菱・ドイツ・メリルが買い越し。
野村・UBS・クレディ・モルスタ・ソジェンが売り越し。
TOPIX先物はみずほ・大和・クレディ・アムロが買い越し。
メリル・JP・ドイツ・モルスタ・ソジェン・野村が売り越し。
 
テクニカル的には注目銘柄なし。
滅多にないことである。
さすがにこれは底打ちサインと見たいところ。

 

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