NY株式市場の大幅下落にリスク回避の円買い進行

[概況]

NY市場で発表された新規失業保険申請件数は予想より若干減少したが、12月フィラデルフィア連銀景況指数は予想を大幅に下回ってドルは売られ、NY株式市場が続落で始まるとドルは序盤に111円半ばを割り込んだ。

其の後発表された11月景気先行指数は予想を上回ってドルは買い戻されたが株価の下落に戻りを売られて中盤に再び111円半ばを割れ、株価の下げ幅拡大と共にドル売りも進んだ。

そして終盤には111円も割り込み、当日安値で昨年9月7日以来となる110.800円まで下落したが最後は111円を回復し、前日比-1.185円の111.270円と大幅安で引けた。

株価の下落やドル安に他の主要通貨も軒並み下落したが、NY株価が下げ止まらず円高も進んでいる最中では、ドル買いは少し様子を見た方が良いかも知れない。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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