東証マザーズ指数は前週末比54.05ポイント安の757.02ポイントと3日続落。心理的節目の800を割り込んで年初来安値を更新し、16年2月以来約2年10カ月ぶりの低水準に沈んだ。投資家心理の悪化を受けて、大幅に下落した。
世界的な株価下落の連鎖に、投資意欲が急速に冷え込んだ。市場関係者は「個人投資家の多くは最近の株価急落で評価損を抱え、身動きが取れない状態にある」と指摘。買い手不在の中で、小口売りにも抗し切れず、急落する銘柄が目立った。
値上がり銘柄数は16、値下がり銘柄数は257となった。
個別では、ディジタルメディアプロフェッショナル、テックポイント・インクがストップ安。エムビーエス、フィット、ITbookホールディングス、ミクシィ、アイティメディアなど181銘柄は年初来安値を更新。イオレ、データホライゾン、フェニックスバイオ、HANATOUR JAPAN、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズが売られた。
一方、EduLab、ポートがストップ高。ジェネレーションパス、旅工房、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、エンバイオ・ホールディングス、HEROZが買われた。
