日経ジャスダック平均株価は8営業日ぶりに反発した。終値は前日比54円77銭高の3090円44銭だった。最近の相場急落を受け自律反発狙いの買いが入ったことに加え、25日の欧米が休場で海外発の新たな悪材料が出なかったことも投資家心理を改善させた。
市場では「相場の下げを加速させていた信用取引の追加証拠金(追い証)発生や新規上場ラッシュといった需給悪化要因がようやく一巡した」との声があった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で460億円、売買高は8595万株。値上がり銘柄数は533、値下がり銘柄数は137となった。
個別では,シベール、ワンダーコーポレーション、イメージ情報開発、ぱど、アイビー化粧品がストップ高。SDエンターテイメント、ナガオカ、総合商研は一時ストップ高と値を飛ばした。ヒビノ、日本エマージェンシーアシスタンスは年初来高値を更新。京写、タカギセイコー、サンデー、タツミ、日本ラッドが買われた。
一方、ホーブ、安江工務店、美樹工業、第一建設工業、佐藤渡辺など94銘柄が年初来安値を更新。日本色材工業研究所、アルテ サロン ホールディングス、木徳神糧、協和コンサルタンツ、太陽工機が売られた。
