NY株式市場の変動に連れてドルも上下動を繰り返す動き

[概況]

NY市場で発表された新規失業保険申請件数は予想通りで、ドルには影響薄だったが、NY株式市場が反落して始まり、続いて発表された12月コンファレンスボード消費者信頼感指数も予想を大きく下回り、株価の下げ幅拡大と共にドル売りも進んだ。
 
そしてダウが終盤に611ドル安まで下げ幅を拡げるとドルも当日安値110.445円まで下落したが、其の後引けに掛けて株価が上昇に転じ、急速に上値を伸ばすとドルも買い戻されて、引け近くに111円を回復した。
 
しかし111円は維持出来ず、最後は前日比-39.5銭の110.980円と111円を割れて引け、対ドルで買われたユーロは対円でも上昇し(+47.5銭高)、ユーロやスイスフラン(+56銭)以外の主要通貨は値下がりして引けた。
NY株式市場は大幅続伸してドルも買われ、111円に乗せたが維持は出来ず、まだしばらくドルは上値の重い展開を予想している。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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