119円安、3日ぶりに反落スタート

【寄り付き概況】

28日大納会の日経平均株価は、前日比119円74銭安の1万9957円88銭と3日ぶりに反落してスタート。
 
前日のNYダウ平均株価が終値では続伸となったものの、取引時間中に一時600ドル以上下落する場面があるなど不安定な推移となったことから、売りが優勢となっている。午前9時時点の東京外国為替市場では、1ドル=110円80銭台での推移となっている。
トランプ米大統領が、「米企業の中国通信機器の利用禁止を検討」との報道が伝わったことなども警戒され一時、600ドル超の下落となる場面があったが、引けにかけ急速に値を上げた。
 
取引開始前に経済産業省が発表した11月鉱工業生産(速報)は、前月比1.1%減と2カ月ぶりに低下したが、市場予想平均の同1.5%減よりも小さかった。
 
寄り付き時点で業種別では、値下がり上位に石油・石炭、銀行、証券商品先物、電機、情報・通信、輸送用機器、鉱業など。値上がりで目立つのはパルプ・紙、海運、水産・農林、鉄鋼などとなっている。
 
個別では、ソニー、キーエンスがさえない。トヨタが甘い。武田も売りが優勢。任天堂は小幅安。ソフトバンクGが値を下げている。三井住友、三菱UFJが軟調。リクルートHDの下げがきつい。
半面、ファーストリテが小幅高。アドバンテスがしっかり。昭和電工、東海カが高い
 
225先物は。野村・GS・みずほ・大和・三菱・アムロが買い越し。
JP・バークレイズ・ソジェン・モルスタ・クレディ・SBI・UBSが売り越し。
TOPIX先物はモルスタ・ソジェン・パリバ・日興・三菱が買い越し。
クレディ・大和・メリル・ドイツ・バークレイズ・GSが売り越し。
 
テクニカル的には。NIPPO(1881)、チェンジ(3962)、多木化学(4025)、関ペ(4613)、幸楽苑(7554)、東宝(9602)が動兆。
 

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