【寄り付き概況】
7日の日経平均株価は、前週末比382円65銭高の1万9944円61銭と大幅に反発してスタート。
前週末4日の米国株式が大幅に反発し、シカゴ日経平均先物の円建て清算値が、4日の大阪取引所終値比610円高の2万90円となったことから、同清算値にサヤ寄せする動きが先行した。
注目された12月の米雇用統計は非農業部門の雇用者数の伸びが事前の市場コンセンサスを大きく上回ったほか、賃金も上昇し米経済の好調を裏付けた。一方でパウエルFRB議長が金融政策の正常化を急がない考えを示したことで、投資家心理の改善につながった。東京市場では前週末に日経平均が450円あまり下落したが、その反動で買い戻しが加速している。
寄り付き時点で業種別では33業種全面高で、値上がり上位にその他金融、海運、保険、機械、鉄鋼など。
個別では、ソニー、村田製、ファナック、任天堂も高く、トヨタ、ホンダは上伸している。三菱UFJ、三井住友、野村、大和証G、東京海上、第一生命、ソフトバンクG、ファーストリテ、ユニー・ファミマ、7&iHDが値を上げている。武田が気配値を切り上げている。
半面、パイオニアは弱含みで、早稲アカが下落している。
225先物はUBS・三菱・ソジェン・アムロ・HSBC・ドイツ・モルスタが買い越し。
みずほ・野村・クレディ・バークレイズ・JP・大和が売り越し。
TOPIX先物はみずほ・GS・JP・シティ・HSBCが買い越し。
ソジェン・ドイツ・野村・クレディ・大和が売り越し。
テクニカル的には日アクア(1429)、ラクーン(3031)、
電算システム(3630)、ネクソン(3659)、フリュー(6238)、
フジシール(7864)、京王(9008)、JR東海(9022)、
近鉄(9041)、JR九州(9142)が動兆。
