[概況]
7日の東京外国為替市場は、米ドル円が弱含んだ。
序盤は108円台半ばを維持していたが、中盤で売りが優勢となり、安値108.030円まで下落する。
しかし下落はそこまでで、欧州時間は108円台の前半を横這いだ。
本日の米ドル円は高値から見ると50銭以上下落しことになるが、節目108.00は維持していることから、戻り基調が転換したわけではないだろう。
なお、この下落には明確な材料がないため、先週末の上昇に対する利益確定の売りが活発になっただけと思われる。
この後は、11月耐久財受注や12月ISM非製造業指数といった米経済指標に注目したい。
先週末の米雇用統計に続き、これら指標も米景気の力強さを裏付ける結果となれば、米ドル円は上昇する可能性が高い。
[提供:カネツFX証券株式会社]
