8日の日経平均株価は続伸。
北朝鮮の金正恩委員長が訪中し、習近平国家主席と4回目の首脳会談を行うと伝えられた。このタイミングでの首脳会談により、米中通商協議での貿易摩擦の解消に向けた歩み寄りの動きとも捉えられ、通商合意に楽観的な見方が広がり堅調推移となった。
また、サウジが原油輸出を絞るとの観測から原油相場(WTI)が6日連続で上昇。これも買い材料となっている
日経平均株価は、寄り付き後上げ幅を縮める展開となったが、2万円を割り込まずに底堅さが意識されており、後場に入り再び強含む展開もみられた。
日経平均は終日2万円台で推移し短期的ながらも底打ち感が広がっている。
本日は円相場が1ドル=109円台をつけるなど為替市場にも落ち着きが戻っており、マーケット全体のリスクオフの動きはひとまず一巡してきたようだ。
110円あたりまで戻してくれば外需を中心に買い戻しが加速する可能性もあるだけに、為替動向は注目しておきたい。
また、このまま市場の期待通り米中貿易摩擦が決着すれば本当の底入れの可能性も出てこようが、それが確認できるのはまだ先のこと。目先は2万円~2万500円のレンジでもみ合う展開が予想される。
■上値・下値テクニカル・ポイント(8日現在)
22105.01 26週移動平均線
22085.18 75日移動平均線
22029.85 ボリンジャー:+1σ(25日)
21723.60 均衡表雲下限(日足)
21698.33 均衡表基準線(週足)
21684.43 均衡表雲下限(週足)
21299.15 13週移動平均線
21048.46 25日移動平均線
20987.92 新値三本足陽転値
20968.34 ボリンジャー:-1σ(26週)
20823.69 均衡表基準線(日足)
20823.69 均衡表転換線(週足)
20338.28 ボリンジャー:-1σ(13週)
20204.04 ★日経平均株価8日終値
20067.08 ボリンジャー:-1σ(25日)
19894.96 均衡表転換線(日足)
19870.74 6日移動平均線
19831.67 ボリンジャー:-2σ(26週)
19377.41 ボリンジャー:-2σ(13週)
19085.69 ボリンジャー:-2σ(25日)
18694.99 ボリンジャー:-3σ(26週)
18416.54 ボリンジャー:-3σ(13週)
18104.30 ボリンジャー:-3σ(25日)
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