【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比240円35銭安の2万2246円57銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、8.92ポイント安の1672.33で始まった。
主力株を中心とする利益確定売りや手じまい売りに押され、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)はともに下げ幅を拡大している。
外国為替市場では、1ドル=113円60銭台の推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
個別では、昭和電工、ファナックが大幅安となり、ファーストリテ、ソフトバンクは売られている。
ダイキン、SUMCOは反落。トヨタ、ソニーが小安く、キーエンスは軟調。原油安の影響でJXTG、国際帝石は値を下げている。資生堂、任天堂も下落。
半面、東京電力が買われ、アサヒは堅調。楽天が続伸し、三菱UFJはしっかり。JR東海、ANAは値を上げている。キヤノンも高い。
米利上げ継続によるハイテク株の一段の株価下落、新興国からの資金流出なども警戒材料となっている。
外部環境の不透明感から短期的なバリュエーション水準の大幅上昇は期待しづらいが、現行の株価水準では割安感から買いも入りやすく、底割れとはならないだろうか。
ランチバスケットは19件、452.55億円、10億売り越し。
