【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は前週末比23円61銭高の2万2273円86銭で寄り付いた。
値頃感を背景にした押し目買いが優勢で、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに小じっかり。
外国為替市場では、1ドル=114円近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
日経平均は2万2000円を割り込まずにプラス圏に浮上し、5日、25日線を捉えてきている。足元で上値を切り下げる形状となり、戻り売り圧力も意識されようが、25日線辺りでの底堅さがみられてくるようだと、短期筋のショートカバーが意識されてきそうである
大きなトレンドは出難い需給状況の中では、個人主体の材料株での値幅取りが中心になるだろう。
個別では、ファーストリテが締まり、NTT、KDDIは堅調で、任天堂が底堅い。トヨタが強含みで、ファナック、東エレク、武田が値を上げ、ダイフク、SMCが大幅高。東レは上伸している。コマツ、東海カは小高い。
半面、ソフトバンクG、ソニー、村田製、アドバンテスは下落し、太陽誘電が大幅安。SUBARUは値を下げている。資生堂がさえない。三菱UFJ、三井住友は軟調。三井金が急落している。
