東証マザーズ指数は前日比7.15ポイント安の958.73ポイントと続落。
前日の米国株急落などを受け、前週末にかけて上昇したマザーズ市場では利益確定の動きが続き、朝方は軟調なスタートとなった。
ただ、東京株式市場の前場中頃から、上海総合指数の底堅い動さが意識されるなか、個人投資家による押し目拾いの動きもみられた。指数インパクトの大きい銘柄中心にプラス転換の動きとなり、後場にかけて下げ幅を縮小する展開になった。
市場では「後場に日経平均の下げ幅が縮小したことで、新興株市場でも割安株を中心に押し目買いの動きが目立った」との声が出ていた。
売買代金は概算で765.02億円。騰落数は、値上がり88銘柄、値下がり170銘柄、変わらず10銘柄となった。
個別では、ビリングシステムが一時ストップ安と急落した。グローバル・リンク・マネジメント、ネットイヤーグループ、ソケッツ、sMedio、エディアなど11銘柄は年初来安値を更新。システムサポート、キャリア、アズーム、ライトアップ、エリアリンクが売られた。
一方、バンク・オブ・イノベーションがストップ高。ロジザードは一時ストップ高と値を飛ばした。メディアフラッグなど2銘柄は年初来高値を更新。旅工房、大泉製作所、チームスピリット、アンジェス、農業総合研究所が買われた。
