NY株式市場の反発にドルも買い戻されて、最後は小幅安

[概況]

NY市場に入り発表された10月小売売上高と10月輸入物価指数、11月NY連銀製造業景気指数は予想を上回る一方、11月フィラデルフィア連銀景況指数は予想を下回り、新規失業保険申請件数も予想より増えて米国債利回りは低下し、ドルも売られた。
 
そしてNY株式市場が続落して始まるとドルは序盤に当日安値113.085円まで下落したが113円は割れず、其の後株価が上昇に転じるとドルも買い戻され、ダウがプラス圏を回復する上昇にドルも一段高となった。そしてNY市場終盤にドルは当日高値113.700円まで反発し、最後は前日比-2.5銭の113.635円と小幅続落したが、113円後半を維持した。
 
一方ポンドはラーブ英離脱担当相が辞任を表明した為に売られて、一時114円台まで急落し、最後も-2.54円の大幅安となり、ユーロや他の通貨は買われるなどマチマチな動きとなった。ドルは一時113円割れ寸前まで下げたが、最後は113円後半に戻すなど堅調を維持していると見ているが、NY株価が底を打ったかどうかは不明で、目先はまだ上値の重い状況が続きそうだ。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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