296円安 大幅続落、欧米株全面安の流れ受け

【寄り付き概況】

 
21日の日経平均株価は、前日比296円31銭安の2万1286円81銭と続落してスタートした。
 
寄り付きは主力株をはじめ広範囲に売りが優勢となっている。前日の欧米株市場が全面安となり、米国株市場ではNYダウが550ドルあまりの下げをみせリスク回避ムードが一気に高まった。
米アップル株が下げ止まらず、ハイテク株全般に影響を与えているほか、原油先物価格の急落も投資家のセンチメント悪化につながっている。
 
ただ、日経平均は既に前週から急な調整を入れていることで、足もとは値ごろ感からの押し目買いも想定される場面。売り一巡後は下げ渋る可能性もある。
 
 
寄り付き時点で業種別では33業種全面安で、値下がりで目立つのは鉱業、非鉄、卸売、鉄鋼、海運など。
 
個別では、トヨタ、ホンダが軟調。ソニー、ファナック、キーエンスが値を下げ、村田製はさえない。JFE、住友鉱、三井物が反落し、JXTGは大幅安。みずほFG、三井住友が売られ、ソフトバンクG、NTTは小幅安。ファーストリテ、武田、任天堂、リクルートHDも下落している。
半面、東電力HDが買われ、明治HD、東エレク、日産自は反発している。
 
225先物は、SBI・ドイツ・パリバ・みずほ・アムロが買い越し。
野村・大和・モルスタ・クレディ・バークレイズ・GS・ソジェンが売り越し。
TOPIX先物はドイツ・アムロ・GS・クレディが買い越し。
メリル・ソジェン・モルスタ・野村・日興・JPが売り越し。
 
テクニカル的には、フィールズ(2767)、エムアップ(3661)、オプティム(3694)、タクマ(6013)が動兆。

 

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