日経平均株価下げ幅縮小、底堅い値動き

【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比91円68銭安の2万1491円44銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、13.01ポイント安の1612.66で始まった。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに戻り歩調。米国株の大幅安を受けた売りを押し目買いが吸収しつつあり、底堅い値動きとなっている。
 
外国為替市場では、1ドル=112円90銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
 
個別では、任天堂、トヨタ、ホンダが売られ、三菱UFJ、三井住友が軟調で、SBIは大幅安。国際帝石が下落し、三菱商はさえない。武田が下押し、高島屋は急落している。ファーストリテが弱含みとなっている。
半面、ソフトバンクGが高く、ソニーは切り返し、東エレク、SUMCOは上伸し、村田製もしっかり。東海カ、昭和電工が堅調。日産自は買い戻されている。
 
 
ランチバスケットは23件、326.70億円、22億売り越し。
 
日経平均は米株安を嫌気し、大幅続落してスタートしたが、前場は下げ渋る展開となった。前日とほぼ同じ動きを見せている。前日の日経平均の予想PER12倍の水準はおよそ2万1200円。この「12倍」はアベノミクス相場では下限水準に位置するとあって、押し目買いが入りやすい局面と考える。

 

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