21日の日経平均が続落。終値は前日比75円安の2万1507円だった。
前日の米国株の急落を受けて開始早々に300円以上も売り込まれたが、円相場が落ち着いていたことや中国株の下げが限定的だったことからその後は下げ幅を縮小。
売り込まれていた半導体株などにも買いが入り目先的ながらも売り一巡感が広がった。10月の安値接近で売り込みづらくなっている。
明日22日の東京株式市場は、調整含みの展開か。
手掛かり材料に乏しいなか、23日の勤労感謝の日からの3連休を控えて持ち高調整売りの可能性がある。現地22日の感謝祭から始まるホリデーシーズンを目前に海外の市場参加者も細るとみられ、売買の盛り上がりは期待しにくい。きょうの下落幅を縮小して終値でフシ目の2万1500円台を回復した堅調さを考慮すると、押し目買い意欲は健在。
米中両国は、11月30日-12月1日にアルゼンチンで開かれるG20(主要20カ国・地域)首脳会談に合わせ、トランプ米大統領と習近平・中国国家主席が会談する予定であり、通商交渉の行方を見極めたいとの空気も引き続き買い気を鈍らせる要因となる。
■上値・下値テクニカル・ポイント(21日現在)
22596.92 75日移動平均線
22544.78 26週移動平均線
22339.28 ボリンジャー:+1σ(25日)
22301.46 200日移動平均線
22145.81 均衡表雲上限(週足)
21965.67 均衡表基準線(日足)
21920.46 25日移動平均線
21888.78 ボリンジャー:-1σ(26週)
21868.98 均衡表転換線(日足)
21747.64 ボリンジャー:-1σ(13週)
21707.04 6日移動平均線
21684.43 均衡表雲下限(週足)
21507.54 ★日経平均株価21日終値
21501.64 ボリンジャー:-1σ(25日)
21232.79 ボリンジャー:-2σ(26週)
21149.80 新値三本足陰転値
21082.82 ボリンジャー:-2σ(25日)
20869.61 ボリンジャー:-2σ(13週)
20664.00 ボリンジャー:-3σ(25日)
20576.79 ボリンジャー:-3σ(26週)
19991.58 ボリンジャー:-3σ(13週)
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