米国市場はサンクスギビング・デー(感謝祭)のため休場。
【シカゴ日本株先物概況】
米国市場はサンクスギビング・デー(感謝祭)のため休場。
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100種総合株価指数は反落した。前日21日の終値に比べ89.91ポイント安の6960.32で引けた。構成銘柄の約7割が下落した。
資源株などが下げを主導し、節目の7000を再び割り込んだ。
為替相場でのポンド高を背景に多国籍企業の一角に売りが出たことも指数の重荷になった。
個別銘柄では、鉱業のフレスニージョが急落した。引けにかけて下げ幅を広げ、12%安だった。アナリストが投資判断と目標株価を同時に引き下げたことなどが売り材料視された。
ガス供給・販売のセントリカの下げも目立った。競争激化で直近4カ月の顧客数が減少したことが弱材料になり、9%安で引けた。
段ボール大手のスマーフィット・カッパ・グループは6.0%安と下げた。通貨高による収益の圧迫が意識された。広告大手WPPも3.6%安と売られた。
半面、午前は売りが先行していた銀行株の一角が上昇に転じた。売り基調が続いていた住宅建設株も軒並み上昇した。個別銘柄では外食デリバリーサービスのジャスト・イートとファッションのバーバリー・グループの上げが目立った。流通大手マークス&スペンサーは1.0%高と強含んだ。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
ドイツ株式指数(DAX)は反落した。終値は前日21日と比べて105.68ポイント安の11138.49だった。
前日に大幅に上昇した反動もあり、幅広い銘柄が売られた。構成銘柄の9割近くが下落した。
個別では、素材メーカーのコベストロの下げが目立った。前日高く引けたことで利益確定の売りが出た。電力のエーオンは続落した。一方で透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアが高かった。
■フランス・パリ株価指数
CAC40(仏)4,938.14 -37.36
