155円高 続伸、米株高などを追い風

【寄り付き概況】

27日の日経平均株価は、前日比155円98銭高の2万1967円98銭と3日続伸してスタート。
26日の米国市場では、欧州株がほぼ全面高だった流れを受けて堅調な推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比215円高の22045円。この流れで本日の東京株式市場では買いが先行した。
また、円相場が1ドル=113円50銭台と前日比円安方向で推移し、値がさ株中心に買われている。
米国では年末商戦の好調な滑り出しが消費関連株を刺激しており、この流れが波及する可能性もある。
一方、米アップルの時間外の下落などが重石となり、寄付直後は上値の重さが意識されている。さらに、今週末にG20を控え、米中首脳会談の行方にも思惑が交錯するなか、買い一巡後は様子見で伸び悩むケースも想定される。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、31業種が高く、値上がり上位に鉱業、海運、石油、保険、非鉄など。
 
個別では、任天堂、ソフトバンクG、ソニーもしっかり。トヨタ、日産自が高く、三菱自は大幅高。三菱UFJ、三井住友が値を上げ、野村、東京海上も堅調。ファーストリテ、味の素は底堅い。コスモス薬品がにぎわっている。
 
半面、アステラス薬、武田、塩野義が安く、ユニー・ファミマ、7&iHDは軟化。SBIが下押している。
 
225先物は、メリル・モルスタ・パリバ・GS・野村が買い越し。
ソジェン・大和・UBS・アムロ・シティ・SBIが売り越し。
TOPIX先物はモルスタ・クレディ・パリバ・ソジェン・大和が買い越し。
ドイツ・野村・アムロが売り越し。
 
テクニカル的には、前田建(1883)、若築(1888)、関電工(1942)、コシダカ(2157)、日ハム(2282)、サントリー(2587)、不二油(2607)、Hamee(3134)、ラクト(3139)、三交(3232)、日産化(4021)、大チタ(5726)、アマダ(6113)、東京機(6335)、タダノ(6395)、日光電(6849)、佐鳥電(7420)、タカラトミー(7867)、パルコ(8251)、日証金(8511)、カブコム(8703)、ダイビル(8806)、東武(9001)、SGHD(9143)、住友倉(9303)、ドーム(9681)、スズケン(9987)が動兆。

 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次